商工業の振興
5年後の目指す姿
新規創業者や事業拡大等による、空き店舗の解消を目指します。これにより、既存商店街の魅力が向上し、地域で買い物が行われ、買い物客で賑わう商店街が形成されています。また、雇用の受け皿となる優良な事業所等が多く立地しています。
施策の成果を表す指標
指標名 |
指標の説明 |
現状値 |
目標値 |
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2017 |
2018 |
2020 |
2022 |
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商工団体加入 |
佐原商工会議所と香取市商工会に加入する会員の合計事業者数 (出典:商工観光課調べ) |
1744 |
1744 |
1744 |
1744 |
空き店舗 |
香取市空き店舗対策事業補助金の交付を受け、新たに空き店舗に出店した事業者数 (計画期間中の累積数) |
- |
3件 |
10件 |
15件 |
現状
全国的に、市街地では空洞化や空き店舗の増加、シャツタ一通り化が進んでおリ、中心市街地の商業活性化が課題となっています。また、工業では、担い手の確保が課題となっています。
本市では、近隣市の郊外型大規模ショッピングモールに買い物客が流出し、地域の商店街での消費が少なくなり、活力が低下しています。そのため、商店街活性化を図るためのイベン卜開催支援や、プレミアム商品券発行事業による消費喚起などの取り組みを行っています。
商店等の後継者不足や高齢化、廃業等による空き店舗増加の問題を抱えています。空き店舗対策事業では、新規開業者が香取市総合計画の期間中(平成20~29 年度)に14件と一定の実績をあげているものの、商店街の活性化には結びついていない状況です。
工業は、小見川第一工業団地と農工団地があり、小見川工業団地連絡協議会に参加して地域の工業振興に努めています。
主な課題
地域の中心市街地の商業活性化が必要です。
新たに事業を行う事業者に対する支援が必要です。
空き店舗への出店者に対する支援の充実が必要です。
事業承継の支援が必要です。
近隣市へ流出している買い物客を取り戻すため、集客力の高い商業施設の誘致が必要です。
市内の工業の活性化が必要です。
潜在的な課題として地域工業の後継者の確保・支援が必要です。
施策の展開
取り組み方針①:商店街等への支援及び商業団体の支援・育成
地域の商店街の魅力向上に向けたイベント、事業等に支援を行い、商店街の活性化を図リます。また、佐原商工会議所や香取市商工会、商店会連合会などの各種商業団体と連携し、基盤強化、商業活性化に向けて取り組みます。さらに、今後増加することが見込まれる観光客を対象とした事業、商日の開発等を地域の商工業者と連携し促進します。
主な事業
商業活性化事業
観光客を対象とした事業
商品の開発事業
商工会議所・商工会支援事業
取り組み方針②:新たな創業者等への支援と空き店舗への出店促進、事業承継の支援
新たに事業を行う創業者や新たな分野に事業展開する事業者に対し、相談、支援体制を拡充します。
これに加えて、商店街の空き店舗への出店を促進し、商店街の賑わい創出に取り組んでいきます。
また、事業主の高齢化や後継者不足によリ、廃業となるケースが増加していることから、既存商店等の価値を引き継ぎ、事業を継続し、空き店舗化を防ぐため、事業承継を推進します。
主な事業
創業支援事業
事業継承支援事業
空き店舗対策事業
取り組み方針③:集客力の高い商業施設の誘致
市外に流出している買い物客を市内に集客するとともに、市内での買い物の利便性向上を図る観点から集客力の高い商業施設の誘致を図ります。
主な事業
商業施設誘致促進事業
取り組み方針④:市内の工業の活性化
既存事業者が、市内で事業を継続的に行うことや新たな設備投資、事業規模の拡大等lこ対し支援を行い、地域経済の基盤となリ雇用の受け皿となる工業の活性化を推進します。
主な事業
既存製造業の規模拡大等への支援
市民・地域への期待
商店街の魅力向上(事業者)
事業継承に向けた早期検討(事業者)
工場等の周辺住民・環境等への配慮(事業者)